わが国の「木材」を取り巻く環境は生産面でも流通・需要面でも大きな変革の中にあり、
この変革は今後も長期間にわたって続き、更にスピードを増すものと思われます。
日本の新設住宅向け木材需要は少子高齢化の進捗とともに長期減少傾向にありますが、
木材の利用拡大は限りある貴重な資源の有効活用を図る上からも、
また地球温暖化対策推進の観点からも、その社会的ニーズは高まっており、
適切な木材利用により健全な森林を育成し美しい自然を次世代に残していくことが求められています。

このような状況を踏まえ、わが国の木材業界の発展のためには、
木材資源の利用促進および森林の健全な保全・育成に資する学術・科学技術の振興
ならびに今後の木材業界を担う優秀な若者を育成していくことが喫緊の課題と考えます。

江間忠グループは大正12年10月の創業以来、
木材・建材及び合板の輸入・流通・加工事業会社として成長し、
平成25年に創業90周年を迎えることができました。
この創業90周年を記念し、江間忠グループの経営理念である
「社会への貢献」、「人間性尊重の経営風土」、「共存共栄の精神」
および「社会的責任の遂行」に則り、
木材の利用促進及び森林の健全な保全・育成に資する研究等への助成ならびに
森林・林業学科等を専攻する学生への学資の援助に関する事業を行い、
木材に関係する学術・科学技術の振興および人材の育成を通じて
社会の発展と豊かさの向上に寄与してまいります。

公益財団法人 江間忠・木材振興財団

理事長  江間 洋介